いろんな水のpHを測定してみるぞ!
どうも、ハジメです。
最近はアピストグラマやアフリカンシクリッド飼育を目論んでおります。
ついに中級者への道に突入していくんだなぁ!とウキウキしていますが、まずはpHかなぁと思いまして、今回初めての測定をした結果を書いていこうと思います。
まずpHとはなんぞや?
まぁアクアリストの皆さんは気にされている方も多いかと思いますが、要は水が酸性なのかアルカリ性なのか?という指標ですね。
熱帯魚はいろいろな種類がいますが、もちろんもともとの原産地に適した水質の方が、健康に育てていけることでしょう。そしていずれは繁殖へ!ということを考えるにも重要な一つの指標ですね。
なぜ測定しようと思ったのか
実は、つい最近ですがあるショップへ出向きました。
An aquarium.さんです。あの有名店の本店へ行ってきました。中へそーっと入ってみると、奥から志藤さんがゆったりといらっしゃっていろいろなお話をさせていただきました。
志藤さんはつい最近もテレビの出演などで著名なのですが、会ってお話をさせていただくとかなり話しやすく、マニアックすぎることもなかったので初心者の僕としてはありがたい限りでした。
なぜそんなに話しやすいのか聞いてみると、以前デパートでの接客もしていたためだとおっしゃっていました。
そんなこんなで結局、生体の購入はしませんでした。
なぜなのか。
曰く、先を急いで高級な魚を買って失敗するよりも長く育てて醍醐味を知ってもらっていたほうがいい。そのほうがいろいろな種類の魚を育てたいと思ってくれるし、そうしたら僕としてもいいからね。というようなことをおっしゃっていました。
それを聞いて僕は、「あぁ、ここはただマニア向けな高慢なショップではなく、初心者でもしっかりと考えてくれるお店なんだな。」と感銘を受けました。
そして僕はしっかりと育てていくために、目標を持って水質を管理していこうと思ったのです。
水質を測定する方法
pHを測定するのには幾つか方法があります。
試験紙タイプ、試験液タイプそして、機械を使ったメータータイプです。
メーターは校正液というものを用いてメンテナンスする必要があり、単純に結果が出るまでの時間が長いです。そして機材としての値段が高い!その分精密な結果が出るのでしょうが、今回は見送りです。
今回は初めてということもあり初心者でも簡単に手を出せるものに挑戦しました。
中でも一番安いと思われるPanasonic TK805003を購入し、測定することに。
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僕はヨドバシアキバで購入しました。すぐ欲しかったので!
5階の浄水器付近のレジの店員さんに聞くと奥から出してきてくれました。
(やっぱり店頭には出さないですよね・・)
実際に測定してみる
こちらが購入した試験液です。本当に備品って感じの味気ない箱です。信頼感ありますよね。逆に。
横の袋が中に入っていたものです。密閉されてます。
入っていたのはこれだけ。少ない!
左側が試験液でこれを右側の透明の容器に2滴垂らして、容器上部の線まで測定したい水を入れていくようです。
そして水の色が変わり、その色で区別していくようですね。簡単!
90cm水槽
まずはメイン水槽の90cm水槽から測定していきます。
底床はADAアマゾニア、石も流木も使用しており、水草もまずまず育っております。
二酸化炭素の添加はだいたい1秒1滴以上です。2滴まではいかないかな?カウンターはビートルカウンターを使用。
上の画像が90cm水槽を測定した色です。
ん〜、難しいけどほぼpHは7かなぁ?少し色が薄いので完全な中性ではなく少しだけ酸性に傾いているのでしょうか?
60cm水槽
次に60cm水槽ですが、リセットして間もないので心配です・・・。
飼育水は全て90cmから以降し、捨てるはずだった水を入れてブリラントフィルターを回しっぱなし。底床はADA ラプラタサンドを使用。洗っただけで酸処理もしていません(やり方がわからない・・・)
青に近い!!
これは・・・7から8にも見えるし、8から9にも見えますね・・・。
とりあえず少しはアルカリ性に近いということですね。
この60cm水槽は捨て水から始まり、精製水を足し水に使っていたので低くなってるといいなぁと思っていたのですが、甘かったですね。
水道水
このままでは終われませんよね!実際水を換える時に使う水のpHも気になってしまいました!
僕は都内某所の水道水で、浄水器などは使用してません。
結果はこちら。これは8ですかね。ジャストで。まぁすごいアルカリ性とかじゃなくてよかったです。
これを見るとさっきの結果は8以上なのではないでしょうか・・・?
結果を見て
予想以上に酸性の飼育水で維持することの難しさがわかりました!
そして底床の影響というのは大きいような気がします。換水よりも維持によって飼育水は変化していくんだなぁと感じます。このままではシクリッドの飼育はまだまだ先なのかもしれませんね・・・。
ゴールデンウィークでAn aquarium.さんも忙しいでしょうから、ピートやらを使用してみたり、底床の酸処理なんかも勉強してみようかなぁと考えています。
ちなみに僕がいいなぁと思ったシクリッドは西アフリカ産のペルビカクロミス・タエニアータスでした!いきなりアフリカンシクリッドです。志藤さんはわざわざメモに書いてくれました。優しい。
また今度行こうと思います!!
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