難しい水槽の撮影に『マクロレンズ』という選択はいかがでしょ?

9:35:00 Unknown 0 Comments



どうも、ハジメです。
月末が給料日なので月初は散財が出来る!今回は別のベクトルへ・・・

さて、今回は・・・

アクアリウムでの撮影で使えるマクロレンズとは?

このブログを見ている方でお気づきの方もいたかと思うのですが、このブログでの写真のほとんどを一眼レフで撮影しています。
現在使用しているボディ(一眼レフの本体部分)はNikonのD90でレンズはAF-S NIKKOR 50mm 1.4Gという単焦点レンズを使用していました。描写はとても綺麗なのですが、水槽の内部を撮るのにはやはり最短撮影距離が長すぎたのです。

やっぱり小さなものを撮るにはマクロレンズでしょう!僕はまだ1本も持っていなかったので慎重に選びました。



厳選した3本のレンズ

選択肢はニコン純正のレンズと他社のレンズです。他社の例にはSIGMAやTAMRONがあります。
自分の使っているカメラに合うマウントで選ばなければ使えませんので選ぶ際には注意が必要です。

そしてDXフォーマットとFXフォーマットというものがカメラ本体にあるのでレンズ選びには考えておくといいと思います。撮影画角が変わるのでDX機だと距離が長くなったりしますが・・・説明は面倒なのでNikonのサイトに詳しく載ってますのでそちらで軽く勉強しておきましょう!

もちろん描写やボケ感はレンズによって変わり、焦点距離によっても大分差が出るのでレビューや実際に撮った写真などを比較しながら選んでいくといいと思います。以下は僕の選んだ候補です。

シグマ Macro 70mm F2.8 EX DG

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※リンクはキヤノン用です!スペック・レビューなどを見てニコンやペンタックス用を探してみましょう!
まず純正ではないところから攻めていきます。シグマの70mmマクロです。
70mmという長さが換算で105mmなので中望遠のレンズ。カミソリマクロとの異名があるそうで、繊細な描写ができるとのことでネットでの評判は上々のようでした。

Nikon AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

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新品価格でこのお値段!財布に優しいニコン純正DX機対応レンズです。
40mmということで普通にポートレートや風景などを撮るのにも長すぎない感じがして好印象でした。
ネットでの評判はコストパフォーマンスに優れる、初心者にもおすすめな失敗しないマクロレンズといったところでしょうか。

Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

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こちらは純正マクロですが60mm、FX機のフルサイズ対応レンズです。
今後FX機を購入する予定があったり、その財力のある方なら財産になる1本だと思います。
しかし僕にはいささか厳しいお値段・・・だって40mmの倍以上するんですよ!浮いたお金で90cm水槽立ち上げちゃいますがな!


実際に品を見てみる

立ち上げちゃいまんがな!とは言いつつも、実際にヨドバシカメラに行って試させていただきました。
シグマの方は「やっぱり純正でしょ!」ってことで今後機会があれば・・・として除外。
純正の40mmと60mmを試させてもらいましたがやはり値段の差は歴然!

まずフォーカスリング(ピントを合わせるためにグリグリ回すやつ)の操作性です。
40mmは割りと重く、スカスカした感じです。しかし今使っている単焦点レンズとほぼ同じだったので悪い印象もなく、「あ、同じ感じで使いやすそうだな。」ってイメージ。
しかし、60mmの方はスカスカとした引っ掛かりを感じずに、それでいて軽くなくぬるりと動いてくれる操作性。なんという高級感。これが高いレンズやで・・・。

2つ目にオートフォーカスのスピードです。
比べてみれば2秒でわかります。感覚的に言えばノック1回と2回の差くらいあります。しかも60mmの方は精度も申し分なく、迷いもほぼ感じませんでした。(なんせコンマ数秒の世界)
フルサイズ対応にナノクリスタルレンズといいとこ尽くしでしたが・・・


購入&開封

ででーん!


もうみなさん予想は出来ていたでしょうね、40mmです。
オートフォーカスをほぼ使わないのと金銭面についてが決め手となりました。
長さが少し足りないかもなぁ・・90cm立ち上げちゃうとなぁ・・・って考えちゃう時もありますがね!
長くなる前にさっさと開封しましょう!


あぁー綺麗ですねぇ。付属品はケースとフード。
説明書と1年間期限の保証書がありましたがそんなものよりさっさと撮って遊びます!


実際に使用してみる


静物 ~水草~

まずは静物からお気に入りのブセを撮ってみます。


絞りとピントの調整が難しい・・・!
単焦点で頑張っていたとはいえ、水中で且つ小さなものを大きく撮るとなると微妙な調整が必要で、早い魚だと絞りを考えたら難しいかも・・・。

そして水槽前にベタ張りです。レンズが前に伸びるのですが、コツコツ当たっちゃってます。まぁすっごい寄れるのは楽しいです!ホント!

ほぼ動かないもの ~甲殻類など~



大分動かないヤマトヌマエビを次のターゲットに。
自分の撮りたいところにピントを合わせられるのでとても楽しい!明るいところになればなるほど真価を発揮できると思います。ボケ味をガッツリ出したければ開放していって、しっかり全体を写したければ絞り気味に。
暗いところであればISO感度もちょこちょこいじっていかないとうまいこといかないかもしれません。

少し動くもの ~動きの遅い熱帯魚~



新入り(とは言っても結構前)のアピストを相手取って勝負!
この写真の部分は水槽向かって右奥の大分暗いところだったのでISO感度もいじってやや絞って撮りました。だんだんとピント合わせが上達していきます。

ただかなり追わなくてはいけないので、財力のある人は60mmの方が疲れないと思います。
40mmは40mmで泥臭くていいんですけどねっ!

番外編

と、アピストを追いかけていたら極火蝦の下に・・・!


小さな命が!


トリミング一切無しでここまで寄れます。ソイル一粒の表面までわかります。
というかキミは今日のために生まれてきたようなモンだぜ?

ちなみにここも結構暗かったです。水草の根元、ソイルの間、水槽の角、ヒーターの下という四重苦のなかでさえここまで撮れます。いいレンズ買ったでぇ・・・

そして普段使い用にも、もちろん。


ここでついでに紹介、プロレイザー!
最近買いました。水槽壁面がちょっと気になって・・・。ショリショリしたくてつい・・・。
写真としては寄れるし、ボケ味も抑えられるので足を使って構図を探せばいくらだって好きな写真を撮れると思います。水槽立ち上げ時のイメトレに山とか行くのにもいいかも。



最後に

今回は大変な出費となってしまいましたが、買って良かったなと思います。
ブログ用としてだけでなく普段にも使えますし、道端で綺麗な花や珍しい昆虫なんかを撮るのにもいいです。これから暖かくなって外に出る機会も増えるでしょうから今のうちに一眼デビュー!しちゃってもいいんじゃないでしょうかね。
入門機としてネットで話題なのはこの2つくらいでした。D90は古すぎて中古でしか無かったです・・。

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ではまた綺麗な写真とともにお送りしていきたいです。
ここまで読んでいただいた方々、ありがとうございました。


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